小学4年生 算数 文章問題4 無料プリント問題
小学4年生 算数 文章問題4
小学4年生向けの算数文章問題プリントです。日常生活や身近な出来事を題材にした7問を収録し、割り算・かけ算・面積・速さ・分数・等間隔の数え方など、多様な単元を横断的に学習できます。すべて無料でダウンロードでき、学校の授業の復習はもちろん、中学年から高学年への算数力のステップアップにも最適です。各問題には答えと詳しい解説が付いており、つまずきやすい計算や考え方もフォロー。家庭学習での自主トレーニングや、保護者の方による学習サポートにも使いやすい構成です。基礎的な計算力から応用力まで、バランス良く鍛えられるこのプリントで、算数の文章題に強くなりましょう。
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小学4年生 算数 文章問題4 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)計算
正答
16個
解説
- 小数同士でやりにくいので、小数を消す工夫をする:0.15 は 15/100。
- 2.4 ÷ 0.15 = (2.4 × 100) ÷ (0.15 × 100) = 240 ÷ 15。
- 240 ÷ 15 を筆算。結果は合計16。
間違えやすいポイント
- 0.15 を「15」としてしまい、答えを間違える。

小数の割り算は小数を消して整数にしてからやると楽だよ。
(2)計算
正答
4m²
解説
- 縦10mの中に正方形が縦5個ぴったり入る → 1個の一辺=10÷5=2m。
- 正方形なので、よこも2mになっているはず(確認:8m÷2m=4個入る)。
- 正方形の面積=一辺×一辺=2×2=4m²。
間違えやすいポイント
- よこの8mを5で割ってしまう。
- 正方形の面積を「たて×よこ」の長方形と混同し、2×8などの誤計算。
- 「1辺」を出さずに、いきなり面積をさがそうとして迷子になる。

「縦に5個」は縦の長さ÷5=1辺の長さ。正方形の面積は一辺×一辺!
(3)時間
正答
35分
解説
- 単位をそろえる:1.8km=1800m。
- 行きの時間:時間=距離÷速さ=1800÷120=15分。
- 帰りの時間:1800÷90=20分。
- 往復=15+20=35分。
間違えやすいポイント
- kmをmに直さないまま計算。
- 速さと距離を逆に割ってしまう(120÷1800)。
- 行きと帰りの合計を忘れる。

単位をそろえる(km⇔m)は絶対に忘れないように。
(4)時間
正答
500/7 cm
解説
分母(下の数)がどちらも 7 なので、分母はそのままにして、分子(上の数)だけをたします。
2/7 + 3/7 = 5/7
1m = 100cm なので、5/7 m は次のように計算します。
100 × (5/7) = 500/7 cm
間違えやすいポイント
- 分母どうしを足してしまう(例:2/7 + 3/7 = 5/14 にしてしまう)
- 単位を m のままで答えてしまう
- 割り算で小数の計算を間違える

単位変換に気をつけようね。
(5)面積
正答
19㎡
解説
- 道は四方に0.5mずつ広がる。
- 道込みの外側サイズ:
- たて=10+0.5+0.5=11m
- よこ=8+0.5+0.5=9m
- 外側の面積=11×9=99㎡。
- 公園(内側)の面積=10×8=80㎡。
- 道だけ=外側−内側=99−80=19㎡。
間違えやすいポイント
- 0.5mを片側だけ足す(11×8や10×9の誤り)。
- 99と80を足すなど、符号ミス。
- いきなり周の長さ×幅でやろうとして四隅の扱いで混乱。

こういう「ふちの面積」は、外の長方形−内の長方形が確実!
(6)計算
正答
150ページ
解説
「残り」は 全体−読んだ分。
読んだ分=240×(3/8)。
240÷8=30、30×3=90ページ。
残り=240−90=150ページ。
※分数計算は「割ってから(÷8)かける(×3)」と順にやると楽。
間違えやすいポイント
- 3/8を「3÷8」として0.375ページと勘違い。
- 「読んだ分」を答えてしまい、残りを書かない。
- 240×3=720 の後に÷8を忘れて 720 と答える。

全体×(読んだ割合)=読んだページ。
残り=全体−読んだ分。
(7)計算
正答
22本
解説
2mごとに印を打つと、間の数=42÷2=21。
でも木は両端にも植えるので、間の数に**+1本**。
よって 21+1=22本。
間違えやすいポイント
- 両端の「+1」を忘れて 21本にする。
- 42÷2=20 と暗算ミス。
- 端を「数えない」絵を描いてしまう。

等間隔の本数=(区切りの数)+1。
小学4年生 算数 文章問題4 保護者向け活用法
このプリントは、小学4年生の算数文章問題の力を総合的に伸ばすことを目的としています。文章題は、単なる計算問題と違い、文章から必要な情報を読み取り、式に置き換える力が必要です。日常生活に即した問題構成になっているため、お子様が学習内容を実感しながら取り組めます。家庭学習では、まずお子様に自分の力で解かせ、間違えた問題は解説を一緒に読み、なぜ間違ったのかを確認しましょう。特に速さや分数、面積の問題は理解に時間がかかる場合がありますので、図やメモを使って視覚的に説明すると効果的です。定期的にこのような文章題に触れることで、計算力だけでなく、読解力・思考力も自然と身に付きます。無料で何度でも利用できるため、毎日の家庭学習や長期休暇の復習教材としてもおすすめです。
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