小学4年生 国語 文章問題4 【解説付き】無料プリント問題
小学4年生 国語 文章問題4
小学生にとって、スマートフォンやタブレットの利用は身近なものとなっています。しかし便利さの一方で、時間を忘れて使いすぎてしまったり、危険な情報にふれてしまう心配もあります。本文では、まず「時間・場所・ことば」という三つの約束を守ることが大切だと示され、さらに図書館や移動中の使い方、安全面での注意、健康に配慮した利用法など、具体的な場面での工夫が説明されています。そして最後に「ルールを決めて守れば、スマホは便利にも安全にも使える」とまとめられています。この文章を読むことで、子どもたちはスマホを単なる遊び道具ではなく、ルールを意識して安心して活用する道具として考えるきっかけを得ることができます。学習を通じて、正しい判断力や責任感を育むことをねらいとしています。
ぜひこのプリント問題をご家庭での学習に役立ててください。
▼ダウンロードはこちらから

小学4年生 国語 文章問題4 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)書き抜き問題
正答
①時間 ②場所 ③ことば
解説
はじめに「①時間 ②場所 ③ことば ―― この三つを決めて使おう」と書いてあります。
・時間…1日60分まで、夜9時以降の通知も調整。
・場所…人のいる場所ではマナーモード、図書館ではおやすみモード。
・ことば…画面の向こうにも人がいると思って、ていねいに。
問題は「本文の語で」とあるので、そのまま「時間/場所/ことば」と写すのがポイントです。
間違えやすいポイント
- 具体例(「マナーモード」「60分」…)を書いてしまう。
- 自分の言葉に言いかえてしまう。

「書きぬき」=本文の言葉をそのままね!
(2)記述問題
正答
解答例)ていねいな言葉でやり取りすること
解説
ネットの相手も本物の人。だから、面と向かって話すときと同じように、ていねいな言い方をする心がまえが大切だと本文にあります。
間違えやすいポイント
- 「短く返す」など礼儀と関係ない答え。
- 内容は合っていても文字数オーバー。

礼儀+短く分かりやすくがネットの基本だよ。
(3)書き抜き問題
正答
①おやすみモード ②キーボード音をオフにする
解説
図書館の手前で、通知が鳴らないようにおやすみモードにし、検索のときだけキーボード音をオフにしています。まわりの人のじゃまをしないための工夫です。
間違えやすいポイント
- 「机の上では画面を下向きに置く」は行動で、設定ではない。
- 「イヤホン」「マナーモード」はバスの場面の話。

「設定」=スマホの中の切り替えをさがそう。
(4)並び替え問題
正答
② → ④ → ③ → ①
解説
夜にスマホ会議(②)→翌日バス停で道順(④)→図書館前で通知オフ(③)→外で虫を見つけて図鑑アプリ(①)の順です。本文の時間の流れにそってならべます。」と書かれているため、正解は「十歩」です。
間違えやすいポイント
- 図鑑アプリ(①)を図書館の前だと勘ちがい。
- 通知オフ(③)より先に会議(②)が来ることを忘れる。

「前の日→当日朝→図書館前→外」と時系列で追おう!
(5)選択肢問題
正答
② 使った時間を見えるようにする機能
解説
本文で、父さんが「スクリーンタイムを見てみよう」と言い、「今日の使用は45分」と分かりました。つまりこれはスマホの使用時間を記録して教えてくれる機能です。
間違えやすいポイント
- ①明るさ調整や③電波強度とまちがえる。
- 「時間の制限」と混同する(ここでは見える化)。

スクリーンタイム=どれくらい使った?を見える化する機能だよ。
(6)選択肢問題
正答
②位置情報が付くことがあるので公開相手に気をつける。
解説
②は本文どおり。写真や地図には位置情報がつくことがあるので、公開は家族だけに、など相手に注意。
①は×。ブルーライトは目をつかれやすくするので、寝る前は見ないほうがよいと書いてある。
③は×。パスコードは友だちにも教えないと明記。
間違えやすいポイント
- ブルーライトのはたらきを逆に覚える。
- 「友だちならOK」と思いこむ。

安全ルールは本文の言い回しをそのままチェックしよう。
(7)選択肢問題
正答
③ 約束とマナーを決めて使えば、便利さと安全を両立できる。
解説
本文は「時間・場所・ことば」の約束から始まり、移動・図書館・安全・健康の具体的な使い方が続きます。結論は、ルールを決めて守れば便利にも安全にも使える、ということです。。「危険で楽しめなかった」という内容は本文にないので×です。
間違えやすいポイント
- ①「使わないほうがよい」は本文の主張と逆。
- ②「図鑑アプリだけ」は話の一部にすぎない。

キーワードは約束・マナー・両立だよ。
まとめ:この国語の文章問題で身につく力
本プリントは、小学4年生の国語学習において「文章の要点をとらえ、まとめる力」を育てる教材です。スマートフォン利用という身近なテーマを通して、子どもが自分の生活に引き寄せて考えやすい内容になっています。ご家庭で取り組む際は、問題を解いたあとに「わが家ではどんなルールが必要か?」と親子で話し合うと、理解がさらに深まります。国語力を高めるだけでなく、メディアとの付き合い方を学ぶ生活教育としても活用できます。
「基礎はできているけど、応用になると手が止まる…」
「中学受験を考えると、プリントだけで大丈夫かな?」
もしこのような不安を持たれているならば、おすすめしたいのが Z会 です。
下の記事で Z会の特徴・評判・どんな子に向いているか を詳しくまとめました。
まずは無料資料請求で検討するのがおすすめです。
▼こちらも合わせて読みたい!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません