小学4年生 国語 文章問題5 【解説付き】無料プリント問題

2025年8月24日

小学4年生 国語 文章問題5

子どもたちは日々の生活の中で、夢を見たり、不思議な体験をしたりします。そのとき「これは正夢になるのかな」と考えることもあるでしょう。しかし、本文では夢を単に信じるのではなく、それを「準備や努力につなげるきっかけ」にすることの大切さが語られています。リレーの夢をきっかけに、主人公はバトンの受け渡しを工夫し、靴ひもを確認するなど細かな準備をしました。その結果、実際の走りが良くなり、成果につながりました。このように夢は未来を決めるものではありませんが、「気づきを与えてくれるもの」として、現実での行動を変える力があります。学習や生活でも、偶然のきっかけを準備や工夫に生かすことで成果を高められることを、子どもたちはこの物語から学んでいきます。

ぜひこのプリント問題をご家庭での学習に役立ててください。

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小4国語 文章問題5
小4国語 文章問題5

小学4年生 国語 文章問題5 解説・回答

上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。

(1)書き抜き問題

正答

どきん、するり

解説

本文に「胸がどきんとした」「指先でするりと逃げかけた」と書かれています。これが音・手ざわりを表す言葉です。

間違えやすいポイント

  • 「つるん」や「ひやっ」は本文には出てこないので選ばないこと。
もりん
もりん

「音や感触を表すことば=オノマトペ」を探そう。

(2)書き抜き問題

正答

すべり止めテープを巻く 

合図「はいっ」を決める
(※「コーンを一歩手前にする」「受け手は親指を上に」「靴ひもを二重むすび」でも可)

解説

リレーの失敗を防ぐために、本文で主人公たちは実際にいくつも準備をしました。その中から本文の言葉を二つ書きぬく問題です。「バトンにすべり止めテープを巻いた」「合図を『はいっ』に決めた」とあるので、それを答えます。

間違えやすいポイント

  • 「夢を見た」「先生がアドバイスした」などは準備ではないので不正解です。
  • 必ず本文に書いてある表現を使うこと。自分の言葉に言いかえると減点されることがあります。
もりん
もりん

「行動として実際にしたこと」を探すのがコツ!

(3)記述問題

正答

0.4

解説

本文には「タイムは昨日より〇・四秒速い」とありました。〇に入るのは「0」です。したがって答えは「0.4秒」となります。

間違えやすいポイント

  • 「4秒」とだけ書くと大間違い。小数点の有無をよく確認!
もりん
もりん

数字の前後に小数点がないか、必ずチェックしよう。

(4)並び替え問題

正答

①→→②→③

解説

本文をよく読み出来事を時系列で並べます。

間違えやすいポイント

  • ④と③を逆にしてしまう子が多いです。準備してから練習する、という順番を意識しましょう。
もりん
もりん

「夢→準備→結果」の順番を意識すると並べやすいよ。

(5)記述問題

正答

夢の手がかりで準備し、結果を良くすること

解説

先生が「偶然に当たる夢を待つのではなく、夢を手がかりに準備すれば結果を自分で変えられる。それが『正夢』」と説明していました。つまり「夢をきっかけに準備し、結果を良くすること」です。

間違えやすいポイント

  • 「未来をそのまま当てる夢」と書くと本文とずれてしまいます。
もりん
もりん

先生の説明を正しく言いかえるのがカギ!

(6)選択肢問題

正答

① 見た夢
⑤ 気づき
④ 明日の準備
② 結果(当たった/はずれた)

解説

本文に「夢ノートは、①見た夢、②気づき、③明日の準備、④結果」と説明されています。語群から番号を当てはめます。

間違えやすいポイント

  • 「ふりかえり」は本文に出てこないので選ばない。
もりん
もりん

本文中の説明部分をそのまま見直せば満点がとれる問題だよ。

(7)記述問題

正答

メモ → 準備 → 行動

解説

本文のまとめに「夢→メモ→準備→行動、この順番でいこう」と主人公が言っています。順番をそのまま答えればOK。

間違えやすいポイント

  • 「メモ」と「準備」を逆にしないよう注意。
もりん
もりん

本文のセリフやまとめ文がヒントになるよ。

(8)選択肢問題

正答

② 夢を手がかりに準備し行動すれば結果をよくできる

解説

本文では「夢」がただの不思議な体験や偶然の出来事として描かれているわけではありません。主人公は、夢を見たあとに「メモをとる → 準備する → 実際に行動する」という流れを作り、そこから結果を良くすることにつなげています。

つまり、「夢は未来をそのまま当てるもの」ではなく、「夢をきっかけに、現実でどう準備し行動するか」が大事だと伝えています。たとえばリレーの練習では、夢の内容を手がかりにして、バトンの受け渡しの合図や靴ひもの結び方を工夫しました。その結果、タイムが縮まり、実際に成果が出たのです。

このように、夢を「ただ信じて待つもの」ではなく、「気づきの材料」に変えることで、自分の努力や工夫につなげられる、というのが本文のテーマなのです。

間違えやすいポイント

  • ①「夢は未来を決める」は本文と正反対。
  • ③「怖い夢は記録しないほうがよい」も本文にない内容です。
もりん
もりん

「本文全体のまとめ」を探す問題。先生の最後の言葉がヒントだよ!

まとめ:この国語の文章問題で身につく力

このプリントは、小学4年生向け国語の文章読解プリントで、テーマは「夢をきっかけに準備や努力をする大切さ」です。子どもは「夢=正夢」と短絡的に考えがちですが、本文を通じて「夢を信じる」ことよりも「夢をもとに現実で工夫する」ことが重要であると学びます。ご家庭では、お子様が夢や体験を話したときに「それをきっかけに、明日どんな準備ができるかな?」と声かけをしてみましょう。学習習慣では「テスト前に夢を見たら、念のため復習する」など、夢や気づきを「準備の合図」に変える練習になります。

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