小学4年生 国語 文章問題9 【解説付き】無料プリント問題
小学4年生 国語 文章問題9
小学4年生の国語 文章問題 ― 地域のよさを見つける学習プリント
この小学4年生 国語 文章問題9は、社会科や国語の学習を横断的に結びつけたプリントです。商店街の豆腐屋さんでの「湧き水の自慢」、文具店での「町のアルバム」、公園の用水路にある「手作りの水車」、そして集会所の「防災倉庫」など、身近な地域にある人・自然・もののつながりを題材にしています。文章を読むことで、子どもたちは「見えるよさ」と「見えにくいよさ」という二つの視点から地域を考える力を育みます。また、出来事の順序や比喩表現、要点のまとめなど、読解力を深める設問も用意されています。身近な題材を通して、文章を正しく読み取り、言葉で説明する力を伸ばすことがねらいです。
ぜひこのプリント問題をご家庭での学習に役立ててください。
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小学4年生 国語 文章問題9 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)記述問題
正答
山の湧き水をひき、豆の味がすっきり出るから
解説
豆腐屋さんは「水が自慢」と言っています。山の湧き水を使うことで、豆の味がしっかり生きて「すっきりした味」になるからです。つまり、おいしい豆腐を作るために水を大切にしているのです。
間違えやすいポイント
- 「湧き水だからきれい」とだけ書くと不十分。
- 「検査をしているから」なども本文にはあるが、豆腐屋さんが語った理由とはちがう。

本文をしっかり読めば答えは必ずあるよ。
(2)選択肢問題
正答
② 雨が多い。〈だから〉落ち葉が水をため、川がにごりにくい。
解説
本文の「だから」は、「前のことが原因や理由になって、その結果があとにつながる」という意味で使われています。②の文も「雨が多い」という理由があって「川がにごりにくい」という結果が出ています。①は順番を表しています。
間違えやすいポイント
- ①「手を洗い、つぎに調理する」はただの順番で、理由ではないです。

「だから=理由と結果」をつなぐ言葉、と覚えると見分けやすいよ。
(3)記述問題
正答
商店街や行事の写真
解説
文具店のおばあさんが見せてくれた「昔の写真」を「町のアルバム」と言っています。つまり町の人の行事や生活の記録をまとめた写真のことです。
間違えやすいポイント
- 「町のアルバム=行事」とだけ書くと不十分。
- 「町のアルバム=文具店」としてしまうのも誤り。

比ゆ表現は「何をたとえているか」を必ず本文から探そう!
(4)選択肢問題
正答
ぷかり、さらさら
解説
本文には「水槽で豆腐がぷかり」、「石の間をさらさら」と出てきます。他は出てきません。
間違えやすいポイント
- 本文をしっかり読むことで回答につながります。

本文をしっかり読もうね。
(5)並び替え問題
正答
② → ③ → ① → ④
解説
物語の順番を追うと、
1️⃣ はじめに「商店街の豆腐屋」で湧き水の話を聞きました。
2️⃣ つぎに「文具店」で古い写真や回覧板の話。
3️⃣ そのあと「公園の用水路」で水車を見ました。
4️⃣ 最後に「集会所」で防災倉庫を知った場面が出てきます。
間違えやすいポイント
- 「集会所」が早い段階に出てきたと勘違いすることがあります。
- 公園と集会所の順番を入れ替えてしまう子が多いです。

並び替え問題は「文章に出てきた順」に線を引いて確認すると確実だよ。
(6)選択肢問題
正答
① 〈見えるよさ〉湧き水 / 〈見えにくいよさ〉助け合い
解説
「見えるよさ」は目で見て分かるもの(湧き水や建物など)。「見えにくいよさ」は人の行事や助け合いの心のように形がないもの。①が本文の説明とぴったり合います。
間違えやすいポイント
- ②「回覧板」は見えるよさではなく、「知らせ合い」が見えにくいよさ。
- ③「湧き水」は自然に見えるものなので「見えにくいよさ」にはならない。

「見える=形」「見えにくい=人の心や行動」と整理すると選びやすい!
(7)選択肢問題
正答
③ 見えるよさと見えにくいよさが、人・自然・もの(仕事)のつながりで地域を支えている
解説
本文では「湧き水・防災倉庫・行事・助け合い」などが出てきて、「見えるよさ」と「見えにくいよさ」がつながって地域を支えている、とまとめられています。したがって要点は③です。
間違えやすいポイント
- ①「湧き水だけがよさ」と限定してしまう。
- ②「地域のよさは店の数で決まる」これも誤り。

長い文章は「最後のまとめの言葉」が要点ヒントになる事が多いよ。
まとめ:この国語の文章問題で身につく力
このプリントは、小学4年生の国語 文章問題9として、家庭学習や授業の予習復習に最適です。身近な地域の出来事を取り上げているため、子どもが実生活と結びつけて考えやすく、理解が深まります。特に「見えるよさ/見えにくいよさ」といった抽象的な考えを文章から読み取る練習は、読解力だけでなく思考力や表現力の基礎を育てます。保護者の方はプリントを解き終えた後、お子さまと一緒に「自分の町の見えるよさ・見えにくいよさ」を話し合ってみると効果的です。家庭学習に取り入れることで、学校の学習内容を生活に結びつけることができ、国語の読解問題への自信にもつながります。
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