小学5年生 算数 割合(2) 【解説付き】無料プリント問題
小学5年生 算数 割合(2)
小学5年生で学ぶ「割合」は、割合の学習では、「部分=全体×割合」という基本式を使って考える場面が多くなります。今回のプリントでは、与えられた部分や割合から「全体はいくつか」を逆算する問題に重点を置いています。たとえば「90は全体の30%」という場合、全体を□とすると「□×0.3=90」となり、これを整理すると「□=90÷0.3=300」と答えが求まります。ここで大切なのは、割合を小数(0.3)や分数(3/10)に変えて計算する方法を理解することです。また、「100人中30人が90なら全体は300」というイメージで考えるのも効果的です。小学生にとって割り算に小数や分数が出てくると混乱しがちですが、考え方の筋道を押さえるとすっきり理解できます。このように割合の文章問題を通して、計算だけでなく、数の関係をイメージしながら答えを導く力を育てることができます。
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小学5年生 算数 割合(2) 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)計算
正答
30%
解説
割合は「部分 ÷ 全体 × 100」で出します。
ここでは「女子18人」が部分、「全体60人」が全体です。
まず、
18 ÷ 60 = 0.3
これは「全体を1としたときに0.3の大きさ」という意味です。
次に、この0.3を「%(パーセント)」に直すために100をかけます。
0.3 × 100 = 30
つまり 30%(100人中30人のイメージ) です。
間違えやすいポイント
- 「÷」は「全体の中でどのくらいの大きさか」を調べるため。
- 「×100」は「100人中で置きかえる」ため。

「割合は 部分 ÷ 全体 × 100!」を合言葉に。
(2)割合
正答
2割
解説
80 ÷ 400 = 0.2。
0.2は「2割」にあたります(1割=0.1)。
間違えやすいポイント
- 逆に400÷80をしてしまう。
- 20%と2割を混同して答えを間違える。

「1割=10%」と覚えておくとすぐに変換できるよ。
(3)計算
正答
30%
解説
全体を100%と考えると、割合の式は
部分 ÷ 全体 × 100 になります。
今回は「部分=360」「全体=1200」なので、
360 ÷ 1200 = 0.3 となります。
これを%に直すために100をかけます。
0.3 × 100 = 30
よって答えは 30% です。
間違えやすいポイント
- 1200 ÷ 360 と逆にして「3.3…%」と勘違い。

「お金も人数も「部分 ÷ 全体 ×100」だよ。
(4)割合
正答
6割
解説
24 ÷ 40 = 0.6。
0.6は「6割(100人中60人のイメージ)」です。
間違えやすいポイント
- 0.6を「0.6割」と答えてしまう。0.6=6割です。

小数0.1=1割、0.6=6割。
(5)割合
正答
2割5分
解説
150 ÷ 600 = 0.25。
0.25=2割5分(1割=0.1、1分=0.01)。
間違えやすいポイント
- 「0.25=25割」と勘違い。正しくは25%=2割5分です。

25%=0.25=2割5分だよ。
(6)計算
正答
200
解説
- 「部分=全体×割合」なので、
- 40 ÷ 0.2 = 200。
間違えやすいポイント
- 40 × 0.2 と逆にしてしまう。

もとを出すときは割るんだよ!
(7)計算
正答
300
解説
75 ÷ 0.25 = 300。
「100人中25人が75なら、全体は300」です。
間違えやすいポイント
- 75 × 0.25 と計算してしまう。

部分 ÷ 割合 = 全体!
(8)計算
正答
200
解説
60 ÷ 0.3 = 200。
「100人中30人が60なら、全体は200」です
間違えやすいポイント
- 掛け算にしてしまい小さい数になる。

「全体は大きい」ので割り算!
(9)計算
正答
300
解説
「90は全体の30%」=「全体 × 0.3 = 90」。
だから 全体 = 90 ÷ 0.3 になります。
間違えやすいポイント
- 0.3を掛け算してしまい小さくなる。

%からもとの数を出すときは必ず割り算だよ。
(10)計算
正答
400
解説
20 ÷ 0.05 = 400。
「100人中5人が20なら、全体は400」です。
間違えやすいポイント
- 20 × 0.05 として「1」と答えてしまう。

5%=0.05、小さい数だから割ると大きくなる!
小学5年生 算数 割合(2) 保護者向け活用法
本プリントは、小学5年生の「割合」学習で特に重要な逆算の考え方に焦点を当てています。家庭学習では、「なぜ割り算になるのか」を子ども自身が説明できるように問いかけると効果的です。「部分=全体×割合」から「全体=部分÷割合」へ変形する流れを声に出して確認することで、算数の応用力が高まります。また、0.3や0.25といった小数や分数の扱いに慣れることが、中学数学で学ぶ比・比例式にも直結します。親子で「もし30%が90なら全体は?」と身近な例を出し合い、楽しく練習するのもおすすめです。
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