小学5年生 算数 割合(10) 【解説付き】無料プリント問題
小学5年生 算数 割合(10)
小学5年生の算数では、「割合」を使って全体や一部を求める学習が本格的に始まります。とくに「部分の数値がわかっていて、全体を求める」タイプの問題は、子どもがつまずきやすい単元の一つです。例えば「70は全体の10%です。全体はいくつですか?」という問題では、70を0.1で割って700と出す必要があります。しかし「70×0.1=7」と誤って計算してしまうケースが多く見られます。これは「全体×割合=部分」という基本式を逆に使うことを忘れてしまうためです。割合の学習では、「部分÷割合=全体」と公式を整理して理解することがとても大切です。このプリントでは、割引や割増し、百分率や分数の変換など幅広いパターンを練習できるため、確実に力を定着させることができます。文章問題を通じて「割合の意味を正しく理解して活用する力」を伸ばしていきましょう。
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小学5年生 算数 割合(10) 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)計算
正答
6000円
解説
- 20%増しは「100%+20%=120%」です。
- 5000 × 1.2 = 6000 となります。
間違えやすいポイント
- 「5000×0.2=1000」だけで止めてしまい、値段を出さずに終わってしまうことがあります。必ず「もとの5000円+増えた1000円」を計算しましょう。

増し算は「1+割合」で掛け算だよ。
(2)計算
正答
1500円
解説
25%増し=1.25倍です。
1200 × 1.25 = 1500 になります。
間違えやすいポイント
- 25%を0.25で計算して終わると「増えた分」だけになってしまいます。

増し=「もとの値段×(1+割合)」で解決!
(3)計算
正答
1/4
解説
- 0.25 = 25/100 = 1/4 です。
間違えやすいポイント
- 0.25を「25分の1」と間違えることがあります。

0.25は100分の25、すぐに約分して4分の1!
(4)割合
正答
2割
解説
- 部分 ÷ 全体 = 割合
- 100 ÷ 500 = 0.2 = 2割 です。
間違えやすいポイント
- 500÷100 と逆にしてしまうミス。

「比べたい数 ÷ 基準の数」で割合を出すんだよ。
(5)計算
正答
200
解説
- 180 ÷ 0.9 = 200
- つまり、200の9割が180です。
間違えやすいポイント
- 180 × 0.9 としてしまうと小さくなってしまいます。

「部分 ÷ 割合」で全体が出るよ。
(6)計算
正答
840円
解説
- 30%引き=70%の値段。
- 1200 × 0.7 = 840円です。
間違えやすいポイント
- 「1200×0.3=360円」で終わってしまい、本体価格から引き忘れる。

引き算は「1−割合」で掛ける!
(7)計算
正答
1/2
解説
0.5 = 50/100 = 1/2 です。
間違えやすいポイント
- 「5分の1」と勘違いしやすい。

0.5は半分=1/2!
(8)計算
正答
700
解説
70 ÷ 0.1 = 700
つまり、700の10%が70です。
間違えやすいポイント
- 70 × 0.1 としてしまうと7になってしまいます。

全体を求めるときは「部分 ÷ 割合」だよ。
(9)計算
正答
2400円
解説
20%増し=120%の値段。
2000 × 1.2 = 2400円です。
間違えやすいポイント
- 増えた分(400円)だけを答えにしないよう注意。

増やしたら必ず「もと+増えた分」!
(10)計算
正答
50%
解説
1÷ 2 = 0.5
0.5 × 100 = 50% です。
間違えやすいポイント
- 分母と分子を逆に計算してしまう。

分数 → 小数 → % の順で変換しようね。
小学5年生 算数 割合(10) 保護者向け活用法
この「小学5年生 割合(10)」プリントは、子どもが混乱しやすい「部分から全体を求める問題」を重点的に練習できる教材です。ご家庭では、単に答えを出すだけでなく「なぜ割り算になるのか?」を一緒に確認しながら学習することをおすすめします。例えば「70は全体の10%」という問題では、基本式「全体×割合=部分」を思い出させ、逆に「部分÷割合=全体」として計算する流れを親子で声に出すと理解が深まります。また、実生活で「セール30%引き」「税率10%」「食塩水の濃度」など割合が使われている場面を話題にすると、学習内容と生活が結びつき定着しやすくなります。無料でダウンロード・印刷して繰り返し解くことで、割合の基礎をしっかり固め、中学数学につながる力を家庭学習で育てましょう。。
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