小学5年生 算数 割合と濃度(4) 【解説付き】無料プリント問題
小学5年生 算数 割合と濃度(4)
小学5年生で学習する「濃度」の問題をわかりやすく整理した練習プリントです。食塩水の濃度を求める計算や、全体から食塩の量を逆算する問題、異なる濃度の食塩水を混ぜる応用まで幅広く取り上げています。単なる計算練習ではなく、「濃度=食塩の量÷全体×100」という公式の意味を理解し、実生活と結びつけて学べる内容になっています。水や食塩を混ぜる場面を具体的にイメージできるため、抽象的な割合の考え方も身につきやすく、算数の基礎力強化に最適です。無料でダウンロード・印刷可能なので、家庭学習や学校の補助教材として手軽に活用できます。反復学習を通じて、割合・百分率の理解をさらに深め、自信を持って問題に取り組めるようになります。
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小学5年生 算数 割合と濃度(4) 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)計算
正答
250g
解説
- 濃度20%とは「全体の20%が食塩」という意味です。全体を□とすると、□×0.2=50。これを計算すると、□=50÷0.2=250。
間違えやすいポイント
- 50÷20をしてしまうと間違えます。「%=100分の1」を忘れないように。

割合を逆にたどるときは「÷割合」で全体が出せるよ。
(2)計算
正答
300g
解説
全体を□とすると、□×0.07=21。これを計算すると、□=21÷0.07=300。
間違えやすいポイント
- 「7%=0.07」を忘れて21÷7としてしまう。

%を必ず小数に直してから使おう。
(3)計算
正答
45g
解説
- 450×0.10=45。全体に対して10%を掛けるだけです。
間違えやすいポイント
- 10%を「10」で掛け算してしまう。必ず0.10で。

%を小数に変えて掛け算!
(4)計算
正答
20%
解説
- 全体=40+160=200。濃度=40÷200×100=20%。
間違えやすいポイント
- 「水だけ」で割ってしまうミスが多い。必ず「全体」で割る。

濃度=食塩÷全体×100。公式どおりにね。
(5)計算
正答
50g
解説
- 200×0.25=50。
間違えやすいポイント
- 「25」で割ってしまう。%は掛け算に使います。

全体に割合を掛ければ部分が出る。
(6)計算
正答
400g
解説
- 全体を□とすると、□×0.03=12。計算すると、□=12÷0.03=400。
間違えやすいポイント
- 3%を0.3にしてしまう。正しくは0.03です。

%は100分の1!3%=0.03。
(7)計算
正答
30g
解説
500×0.06=30。
間違えやすいポイント
- 6%を「÷6」と誤解する。必ず掛け算。

全体に割合を掛ける!
(8)計算
正答
15%
解説
食塩の量=200×0.10+200×0.20=20+40=60g。全体=400g。濃度=60÷400×100=15%。
間違えやすいポイント
- 10と20の平均=15%と答えてしまうと危険。今回は同じ重さなので平均でOKですが、重さが違うと成り立ちません。

混ぜるときは「食塩の量」と「全体」を必ず出す!
(9)計算
正答
10%
解説
食塩の量=250×0.08+250×0.12=20+30=50g。全体=500g。濃度=50÷500×100=10%。
間違えやすいポイント
- 8%と12%の平均とだけ考えてしまう。今回は同じ量だから平均でOK。

混ぜたときも公式どおり「部分÷全体」。
(10)計算
正答
50g
解説
全体を□とすると、□×0.20=食塩。水200+食塩=□。式にすると、□×0.20=□−200。解いていくと、食塩=50g。
間違えやすいポイント
- 200×0.20=40と答えてしまう。これは全体が200のときの食塩量なので間違い。

「全体=水+食塩」で考えるのを忘れない!
小学5年生 算数 割合と濃度(4) 保護者向け活用法
この「小学5年生 濃度(4)」プリントは、割合学習の中でも理解が難しい「濃度計算」を段階的に練習できるよう構成されています。保護者の方は、最初にお子さまと一緒に「濃度=食塩÷全体×100」という公式を声に出して確認すると理解が定着しやすくなります。さらに、実際にキッチンで砂糖や塩を量り、簡単な溶液を作って「これは何%くらいかな?」と考える体験を加えると、算数が生活とつながり、興味が高まります。間違えやすいポイントを一緒に確認しながら繰り返し解くことで、応用問題にも対応できる力がつきます。無料プリントを使って、家庭学習の習慣づけと中学数学への基礎固めにぜひご活用ください。
「基礎はできているけど、応用になると手が止まる…」
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