小学5年生 算数 割合と損益(4) 【解説付き】無料プリント問題
小学5年生 算数 割合と損益(4)
小学5年生で学ぶ「損益算」は、中学受験の算数でも頻出する重要単元のひとつです。利益や損失の金額を出すだけでなく、利益率・損失率といった「割合」を基準にした考え方を理解することが欠かせません。例えば「仕入れ値を基準にして割合を考える」という視点は、ただの暗記だけでは太刀打ちできない応用力を養う鍵になります。このプリントでは、実際の買い物や商売を題材にしながら、利益・損失・割合の関係をわかりやすく整理。基礎から段階的に学習できるため、算数が苦手なお子さまでも理解しやすくなっています。計算問題を繰り返すことで、中学受験に必要な「割合を基準にして比べる力」「文章題を数量関係に置き換える力」が自然に身につきます。
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小学5年生 算数 割合と損益(4) 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)計算
正答
20%
解説
- 利益=360-300=60円。
- 利益率=利益÷仕入れ値。
- 60÷300=0.2=20%。
間違えやすいポイント
- 利益率を売値で割ってしまうミスが多いです。必ず「仕入れ値」で割ります。

「利益率=利益÷仕入れ値」で覚えましょう。
(2)計算
正答
15%
解説
損失=600-510=90円。
損失率=損失÷仕入れ値。
90÷600=0.15=15%。
間違えやすいポイント
- 損失率を「売値」で割ってしまうケースがあります。基準は仕入れ値です。

「損失率も利益率と同じく仕入れ値が基準」です。
(3)計算
正答
20%
解説
- 利益=960-800=160円。
- 利益率=160÷800=0.2=20%。
間違えやすいポイント
- 増えた金額(160円)をそのまま答えにしがちです。割合に直すのを忘れないように。

増減を見たら「割合に直す」が必須だよ。
(4)計算
正答
20%
解説
- 利益=600-500=100円。
- 利益率=100÷500=0.2=20%。
間違えやすいポイント
- 600÷500=120%と答えてしまう場合がありますが、それは「売値÷仕入れ値」で求めた比率です。

「利益率=増えた分÷仕入れ値」です。
(5)計算
正答
15%
解説
- 損失=1000-850=150円。
- 損失率=150÷1000=0.15=15%。
間違えやすいポイント
- 850÷1000=85%として「85%損失」としてしまうミス。これは「残りの割合」であり、損失率ではありません。

「損失率=減った分÷仕入れ値」。
(6)計算
正答
20%
解説
- 損失=750-600=150円。
- 損失率=150÷750=0.2=20%。
間違えやすいポイント
- 600÷750=80%を答えてしまう人がいますが、それは売値の割合であって損失率ではありません。

「減った分に注目して割る」のがコツだよ。
(7)計算
正答
40%
解説
利益=1260-900=360円。
利益率=360÷900=0.4=40%。
間違えやすいポイント
- 1260÷900=1.4(140%)をそのまま答えてしまう。これは「売値÷仕入れ値」で、利益率ではありません。

「利益率」は140%ではなく、増えた分の40%だよ。
(8)計算
正答
30%
解説
利益=520-400=120円。
利益率=120÷400=0.3=30%。
間違えやすいポイント
- 売値÷仕入れ値をそのまま答えてしまいがち。必ず「差」を計算してから割合に。

「売値-仕入れ値」をまず計算!
(9)計算
正答
20%
解説
損失=1200-960=240円。
損失率=240÷1200=0.2=20%。
間違えやすいポイント
- 960÷1200=0.8(80%)を損失率と勘違いすることがあります。

「損失率は減った分を基準にする」と意識しようね。
(10)計算
正答
10%
解説
利益=550-500=50円。
利益率=50÷500=0.1=10%。
間違えやすいポイント
- 550÷500=1.1(110%)と答えてしまう。これだと売値全体の割合になってしまいます。

「利益率=利益÷仕入れ値」を忘れずに。
小学5年生 算数 割合と損益(4) 保護者向け活用法
本プリントは「小学5年生・損益算・割合」の学習を家庭で効率的にサポートできる教材です。中学受験の算数では、利益率・損失率の計算や割合の基準を問う問題が頻繁に出題されます。親御さんは「なぜ仕入れ値で割るのか?」といった考え方を一緒に確認しながら進めると、ただの計算練習にとどまらず、思考力を鍛える学習につながります。例えば問題を解いた後に「実際のお買い物に置き換えるとどうなる?」と声をかければ、算数を生活に結びつけて理解を深められます。反復学習を通して、暗記ではなく「割合を基準に考える力」を定着させ、中学受験にも強い算数力を養うことができます。
「基礎はできているけど、応用になると手が止まる…」
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