小学5年生 算数 割合と百分率(9) 【解説付き】無料プリント問題

小学5年生 算数 割合と百分率(9)

小学5年生で学習する「割合・百分率」の応用問題を扱った無料プリントです。12%の値上げや20%+10%の連続増加、在庫や貸し出しの残りを求める計算、ホールの座席販売率、入荷と出荷が組み合わさる問題、値下げから元の価格に戻す計算、前年比の増加率の求め方など、実生活やテストでよく出る応用パターンを網羅しています。すべての問題に「正答→解説→間違えやすいポイント→一言ポイント」をセットで掲載しており、計算だけでなく考え方の流れを理解できるよう工夫されています。特に「1±割合」を使った一発計算や「増加率の基準は去年の値にする」など、つまずきやすい場面を丁寧に解説。家庭学習や中学受験準備、学校の復習に最適で、無料でダウンロード・印刷可能。算数の苦手克服から応用力強化まで役立つ実践的な学習プリントです。

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小5算数 割合 百分率(9)
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小学5年生 算数 割合と百分率(9) 解説・回答

上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。

(1)計算

正答

値上げ額 3,000円 ・ 値上げ後 28,000円

解説

  • 値上げ後=25,000×1.12=28,000円
  • 値上げ額=28,000−25,000=3,000円

間違えやすいポイント

  • 25,000×1.12をせずに「12%=12倍」として計算するミス。
もりん
もりん

値上げ後=元の金額×1.12」だよ。

(2)計算

正答

6600個

解説

20%=0.2 → 5,000×1.2=6,000
10%=0.1 → 6,000×1.1=6,600

間違えやすいポイント

  • 「20%+10%=30%増」として 5,000×1.3=6,500 としてしまう。
もりん
もりん

「順番に増やす」ときは1つずつ計算!

(3)計算

正答

135冊

解説

  • 25%=0.25 → 360×0.25=90冊貸出 → 残り270冊
  • 残りの50%=270×0.5=135冊貸出
  • 残り=270−135=135冊

間違えやすいポイント

  • 最初から75%を引いてしまう。
もりん
もりん

順番通りに計算しようね。

(4)計算

正答

632席

解説

  • 前売り=800×0.65=520席
  • 残り=800−520=280席
  • 当日=280×0.4=112席
  • 合計=520+112=632席

間違えやすいポイント

  • 800×(0.65+0.4)=840席としてしまう。
もりん
もりん

当日は「残りの席」にかけるんだね。

(5)計算

正答

936個

解説

  • 入荷:900×1.3=1,170個
  • 出荷:1,170×0.2=234個
  • 残り:1,170−234=936個

間違えやすいポイント

  • 最初の900に直接20%をかけてしまう。
もりん
もりん

入荷と出荷する順番に気をつけよう。

(6)計算

正答

100%

解説

  • 元の価格=100とすると、半額=50
  • 100に戻すには50増やす必要 → 50÷50=1=100%

間違えやすいポイント

  • 「下げた分が50%だから上げるのも50%」としてしまう。
もりん
もりん

「戻す%」は残った額が基準

(7)計算

正答

20%増

解説

1️⃣ まず「どれだけ増えたか」を計算します。
今年 − 去年 = 5,400 − 4,500 = 900人 増えた。

2️⃣ 次に「その増えた900人が、去年の4,500人に対してどれくらいの割合か」を求めます。
900 ÷ 4,500 = 0.2

3️⃣ この 0.2 を「百分率」に直します。
0.2 × 100 = 20%

→ だから、前年比20%増 となります。

どっちを分母にするのか?
  • 900 ÷ 4,500(=0.2)
     これは「去年(基準)に対してどれくらい増えたか?」を表しています。
     だから答えは 20%増
  • 900 ÷ 5,400(=約0.167)
     これは「今年の人数に対して、増えた900人がどのくらいか?」を表しています。
     つまり「今年を基準にした割合」になってしまい、前年比の増加率 には使えません。

間違えやすいポイント

  • 5,400÷4,500=1.2を「120%増」と誤解。
もりん
もりん

増加分÷去年」で割合を出すよ。

小学5年生 算数 割合と百分率(9) 保護者向け活用法

日常の出来事とつなげる
 「セールの値上げ・値下げ」や「前年比の人数増」など、生活の会話に置き換えると理解が深まります。

基準の考え方を一緒に確認
 増加率では「去年を基準にする」など、分母が何になるかを繰り返し確認することが大切です。

間違えやすい例を振り返る
 「連続の増減を単純に足してしまう」など典型的なミスを一緒に直すと定着が早まります。

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