小学1年生 国語 文章問題1 無料プリント問題
小学1年生 国語 文章問題1
小学1年生の国語「文章問題1」は、小学1年生の読解力を養うための文章問題のプリントです。「おにいちゃんのたからもの」という短いお話をもとに、4つの設問を通して、登場人物の気持ちや行動の理由を読み取る力を育てます。お話の中では、弟が兄のへやで見つけた“たからもの”を通して、がんばった思い出の大切さを知り、自分も努力したいという前向きな気持ちになります。児童が物語を身近に感じながら、登場人物の気持ちを考えるきっかけとなり、自分自身の経験と重ねて読み深める力も養われます。初期の読解プリント教材として、学校や家庭学習で活用できる構成です。
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小学1年生 国語 文章問題1 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)抜き出し問題
正答
ひみつのはこ
解説
最初に「おにいちゃんのへやで、ひみつのはこをみつけました」と明記されています。
そのため正解は「ひみつのはこ」です。
間違いやすいポイント
- 中身(メダルとしゃしん)を答えてしまうことがありますが、ここでは「何を見つけたか」が問われています。

質問文の「〜を見つけた」に注目させましょう。質問が「中に入っていたもの」ではないことを区別させる練習が大切です。
(2)選択問題
正答
② メダルとしゃしん
解説
- 本文には「中にはおにいちゃんのメダルやしゃしんがはいっていました」とはっきり書かれています。
- そのため正解は②です。
間違いやすいポイント
- 他の選択肢は本文にまったく出てこないため、早とちりで答えるミスを防ぐには本文確認が必須です。

家庭学習では、本文から該当する部分を線で引く習慣をつけるとミスが減ります。
(3)選択問題
正答
③ がんばった思い出としてたいせつにしている
解説
- 本文でおにいちゃんは「これはぼくのたからものだよ。がんばったおもいでなんだ」と言っています。
- つまり「がんばった思い出として大切にしている」という意味なので、正解は③です。
間違いやすいポイント
- ②「つかいたくておいてある」を選んでしまうケースがありますが、本文には「また使う」といった描写はありません。
- 「たいせつにしている」=「しまっておく」ことを結びつけられるかどうかが理解のカギです。

お子さまに「本文中の言葉」と選択肢を照らし合わせる練習をさせましょう。
(4)抜き出し問題
正答
じぶんのたからものをつくりたいとおもった
解説
- 本文の最後に「じぶんのたからものをつくりたいと思いました」とあります。
- そのまま抜き出せば正解になります。
間違いやすいポイント
- 「おにいちゃんのたからものがほしい」と誤解するケースがありますが、本文では「自分の宝物をつくりたい」としています。

家庭学習では「最初はどう思っていたか」「最後はどう変わったか」を比較する練習が効果的です。
国語の文章問題 保護者向け活用法
この文章問題は、小学校1年生向けの読解力向上プリントとして最適です。特に、お子さまが「人物の気持ち」や「本文から答えを探す力」を自然に身につけられる構成になっています。
本文の中から正しい情報を読み取る練習や、登場人物の感情の変化をつかむ力が育つため、国語の基礎力と応用力の両方を強化できます。
学習時は、まずお子さまと一緒に音読し、登場人物のセリフや場面の様子に注目して読み進めましょう。設問ごとに本文の該当箇所を探す練習を取り入れることで、情報の取捨選択力や根拠をもとに答える習慣が身につきます。また、最後の設問では「主人公の気持ちの変化」を考えるため、思考力や表現力の向上にもつながります。
家庭学習では、問題を解き終えたあとに「なぜその答えを選んだのか」を親子で話し合うことで、理解の深まりと説明力の強化が期待できます。こうした反復練習は、小学校国語の成績アップや中学入学後の文章問題対策にも有効です。
この教材は、読解力・思考力・表現力を同時に伸ばす家庭学習プリントとして、日々の学習習慣に取り入れることをおすすめします。
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