小学2年生 国語 文章問題1 無料プリント問題
小学2年生 国語 文章問題1
小学2年生の国語「文章問題1」のこの文章問題は、小学2年生向けに作られた読解力を育てる教材プリントです。物語文を通して、主人公の気持ちの変化や行動の理由を読み取る力を養います。
「本がむずかしくて読めない」と感じた主人公が、少しずつ挑戦することで楽しく読めるようになる様子が描かれており、「苦手でも、やってみればできる」という前向きな気持ちを伝える内容になっています。
設問には、選択式だけでなく、穴埋めなど思考力を育てる多様な形式を取り入れています。家庭学習や授業の補助教材としても活用でき、読解だけでなく言葉の使い方や気持ちの理解にもつながります。
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小学2年生 国語 文章問題1 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)選択問題
正答
字が小さくて、むずかしい
どうぶつが出てくるから楽しみ
解説
あやかさんは、学校の図書室で新しい動物の本を見つけたとき、まず「おもしろそう!」と感じて借りました。これは、大好きなどうぶつが出てくるお話だったからです。しかし、家で読み始めると、字が小さくページも多かったため、「ちょっとむずかしいかも…」と感じました。
つまり、最初に抱いた気持ちは「動物が出てくるから楽しみ」と「字が小さくて、むずかしい」の2つです。
間違いやすいポイント
- 「お話がつまらなそう」としてしまう間違いが多いですが、本文には「あやかさんがつまらなそうだと思った」という描写はありません。
- また、「すぐにさいごまで読めそう」も本文と逆の内容なので誤りです。

読解問題では、本文に書かれている事実と自分の予想を混ぜないことが大切です。特に「思ったこと」を問う設問では、本文のセリフや描写をしっかり拾うようにしましょう。
(2)並び替え問題
正答
② → ① → ④ → ③
解説
- 最初に「おもしろそう」と思って本を借りた(②)
- 難しそうだと思って本を閉じた(①)
- お母さんに「少しずつ読んでみたら?」と言われた(④)
- 少しずつ読んでみたら楽しくなった(③)
国語の順序問題は、感情の変化と出来事の流れを同時に理解する力を鍛えます。
間違いやすいポイント
- 最後の「楽しくなった」を早い段階に入れてしまうミスが多いです。必ず本文を読み返し、発言や行動の前後関係を確認しましょう。

家庭学習では、本文を時系列でメモしてから順番に並べる練習を繰り返すと、文章の構造理解が早くなります。
(3)選択問題
正答
すこしずつやってみる
解説
- 作者は、難しいと思ったことも少しずつ挑戦すれば楽しくなることがある、という前向きなメッセージを伝えています。小学2年生の国語では、このような「文章全体のまとめ」を答える問題が増えてきます。
間違いやすいポイント
- 「すててしまう」を選ぶと逆の意味になってしまいます。必ず文章の最後に出てくる作者のまとめや登場人物の感情変化を手がかりにしましょう。

家庭学習では「作者が一番伝えたかったことは何か?」を1文でまとめる練習をすると、長文読解にも強くなります。
国語の文章問題 保護者向け活用法
この「あやかさん」の文章問題は、小学2年生の読解力アップに最適なプリントとなっています。
- 読解力育成:順序理解、作者の意図読み取り、複数選択問題への対応力を鍛えられます。
- 粘り強さの育成:本文のテーマ「少しずつ挑戦すれば楽しくなる」が学習態度にも直結します。
- 家庭学習との相性:親子で「自分が難しいと思ったことにどう挑戦したか」を話し合うと、学びが生活にも広がります。
特に家庭学習では、
- 「自分ならどうするか」を話し合う
- 本文を声に出して読む
- 設問を一緒に解く
この3ステップで取り組むと、国語力だけでなく、自己肯定感と学習意欲が同時に育ちます。
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