小学4年生 国語 文章問題17 【解説付き】無料プリント問題

小学4年生 国語 文章問題17
この「小学4年生向けの国語の文章問題17」は、学校の「決まり」をテーマに、主人公が登校時の「走らない」というルールの意味に気づいていく小4国語の読解プリントです。実際の出来事や先生の話をたどりながら、「なぜ守るのか」「誰のための決まりなのか」を考えさせる構成になっており、理由説明の記述問題も収録。学習塾の国語読解教材として、道徳・生活指導とリンクさせた指導や、塾での思考力アップ講座・家庭学習用プリントとしても活用しやすい1枚です。
ぜひこのプリント問題をご家庭での学習に役立ててください。
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小学4年生 国語 文章問題17 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)記述問題
正答
解答例)走れないのが不便で、決まりがめんどうだと思っていた。
解説
本文前半には、
- 「その決まりが少しめんどうだと思っていた」
- 「急げば早く教室に行けるし、遅刻しそうなときは走りたくなる」
と書かれており、主人公は「自分が早く行きたいのに、走るのを止められて不便」
→ だから「めんどう」と感じている
という状態です。
「めんどう」+「なぜそう思ったのか(理由)」をセットで書けているかがポイントです。
間違えやすいポイント
「決まりがきらいだった。」だけで終わってしまい、理由が書かれていない答案。
「走ると危ないからいやだった」など、本文と逆の意味を書いてしまうケース。
文字数を気にしすぎて、「めんどう」「不便」など感情を表す言葉が抜けることもあります。

「どう思っていた?」と聞かれたら、『気持ち+その理由』の2点セットで書く!が合格パターンだよ。
(2)選択問題
正答
② 決まりがじゃまに思えた
解説
本文には、
- 「ええ? 今は急がなきゃいけないのに……。」
- 「ぼくは小さく文句を言いながら歩いた。」
とあります。
つまりこの時点ではまだ、「今は急いでるのに、走るなって言われた。決まりのせいで急げない=じゃま。」
という気持ちです。
④のように「心配していると気づいた」のは、もっと後の理解であって、この場面ではまだそこまで考えが深まっていません。
間違えやすいポイント
「先生は心配している」のは事実なので、④を選んでしまう子がいますが、問われているのは「先生の気持ち」ではなく『主人公の気持ち』です。
①「うれしくなった」は、本文の「文句を言いながら歩いた」と合いません。表現と選択肢の感情が合っているかを見る練習になります。

「誰の気持ち?」をよく読んでから選ぶクセをつけよう。
(3)正誤問題
正答
1 りくは走った勢いで転んでしまった。 → ×
2 走ってきた子とぶつかりそうになった。 → ○
3 この出来事を見て、主人公は決まりの意味を考え始めた。 → ○
解説
1 本文では「二人の肩がぶつかり、りくの手から教科書が地面に広がった」とあり、転んだ描写はないため×。
2 「走って通り過ぎた子」と「教科書を拾おうとかがんだりく」が肩をぶつけています。実際に、「ぶつかりそう」「危なかった」場面です。
3 主人公はこの出来事を見て、「もしかして決まりって、だれかを困らせないためにあるのかな?」と考え始めており、決まりの意味を考えるきっかけになっています。
間違えやすいポイント
①で、「ぶつかった=転んだ」と自分で話をふくらませてしまう子がいます。
→ 設問では「文中に書いてあるか」が問われていることを意識させたいです。
②と③はセットでとらえづらく、②を○にしても③を×にしてしまうケースがあります。
→ 「この出来事があったから、主人公の考えが変わった」というつながりを意識させると◎。

「実際に書いてあることだけ」を答える練習にぴったりな問題。想像で話を足さないようにしよう!
(4)選択問題
正答
① まわりの人を守る
解説
帰りの会で先生は、
- 「決まりは、自分のためだけでなく、まわりの人のためにも守ってほしいのです。」
と話しています。
間違えやすいポイント
「先生を守る」という言葉に、「先生も大事だよね」と気持ちで引っぱられてしまうこともあるので、必ず本文の言葉と一致しているかを確認させるとよいです。

文章中の「そのままの言葉」がどれかを探す目を育てる問題。『本文にあったかな?』と振り返るクセをつけよう!
(5)並び替え問題
正答
② → ④ → ① → ③
解説
物語の流れはこうです。
- まず、りくと走ってきた子がぶつかりそうになる場面を目撃(②)。
- 「もし走っていたのが自分だったら…」と、自分ごととして想像する(④)。
- そこから、「走るとぶつかる危険がある」という一般的な理解に深まる(①)。
- 最後に、「だから決まりは危険をなくすためにある」と、決まりの目的まで考えが進む(③)。
「実際の出来事 → 自分に置きかえて考える → 原因・危険の理解 → 決まりの意味の理解」という思考の順番をたどる問題です。
間違えやすいポイント
①「危険がある」と、③「危険をなくすため」を前後逆にしがち。
→ 「危険がある」と気づいてから、「だから決まりがある」と考える順になります。
②の「場面を見た」が最初になることに気づかず、④や①から始めてしまう子もいます。
→ きっかけの場面(出来事)がどこかを意識させるとよいです。

「きっかけ → 自分ごと → 危険に気づく → 決まりの意味」この流れを意識できると満点だね。
(6)記述問題
正答
解答例)
決まりは自分だけでなく、周りが安全にすごすためにも必要だと気づいた。
解説
帰りの会で先生は、
- 「学校の決まりは、みんなが安全に過ごせるように作られています。」
- 「決まりは、自分のためだけでなく、まわりの人のためにも守ってほしいのです。」
と話しています。
主人公は、りくの場面を思い出しながら、
「決まりは「注意されないため」ではなく、自分と周囲の安全を守るためにある」
というところまで理解を深めた、というのがこの設問のねらいです。
間違えやすいポイント
「事故を防ぐためにある」だけだと、自分・まわり両方の視点が弱くなりがち。
「先生に怒られないために守る」のように、以前の考え(誤解)のまま書いてしまう答案。
「安全」の言葉が抜けて、「みんなのため」「周りのため」だけになって、具体性が不足しやすいです。

キーワードは「自分だけでなく・周りも・安全」。この3つが入っていれば◎。
「基礎はできているけど、応用になると手が止まる…」
「中学受験を考えると、プリントだけで大丈夫かな?」
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