小学4年生 国語 文章問題18 【解説付き】無料プリント問題

小学4年生 国語 文章問題18
この「小学4年生向けの国語の文章問題18」は、ヨーロッパの国スイスを題材に、「アルプホルン」「ヨーデル」「カウベル」「民族衣装」などの伝統文化と、山の暮らしとの結びつきを読み取る小4向け国語読解プリントです。
文化の説明文をていねいに追いながら、「心が洗われるようだ」といった比喩表現の意味や、筆者の気づきの流れを考える問題で、文章読解の力を総合的に伸ばします。家庭学習はもちろん、学習塾の国語読解対策・記述問題のトレーニング教材としても活用できます。
ぜひこのプリント問題をご家庭での学習に役立ててください。
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小学4年生 国語 文章問題18 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)記述問題
正答
アルプホルンの音
解説
「あれが聞こえると、ふるさとを思い出す」とある直前の文には
「たとえば、『アルプホルン』という長い木の楽器がある。」
「その楽器は…太くてやさしい音は…」
とアルプホルンの説明が続いています。
その直後に出てくる「あれ」は、直前にくり返し説明されたアルプホルンの音を指しています。
間違えやすいポイント
「ホルンの音やヨーデルの歌声」など、あとに出てくる表現とごちゃまぜにしがち。
指示語は一つ前の文・段落で何がメインで話されているかを確認して決めるのがコツ。

指示語問題は、指している言葉を「入れかえて読む」と確認しやすくなるよ。
(2)選択問題
正答
③ よごれやにごりが取れるように、心がすっきりと澄んでいくこと
解説
「ホルンの音やヨーデルの歌声を聞くと、なぜか胸がすうっとしずまっていく。――心が洗われるようだ。」とあります。
「胸がしずまる」→ 落ち着く、さわやかな気持ちになる という流れから、心のもやもやがなくなり、さっぱりした気持ちになる③がぴったりです。
間違えやすいポイント
②「感動で涙が出そう」もそれっぽく見えるが、本文では「しずまっていく」「洗われる」とあり、もっと静かで澄んだイメージ。
①・④のような「こわばる」「落ち着かない」は、本文の雰囲気と真逆なので注意。

落ち着いて問題を解こうね。
(3)選択問題
正答
① 山でのくらしの中で役立つようにつくられた
解説
アルプホルン…「山で仕事をする人が遠くにいる家族に合図を送っていた」
ヨーデル…「離れた山の向こうまで声を届けるために生まれた歌」
→ どちらも山の生活の中で、遠くと連絡を取りあうために役立つ文化です。
②「若者だけ」、③「町の中でしか」、④「危険だから特別な場所で」などは、本文に書かれていない内容なので誤り。
間違えやすいポイント
「最近の若者が〜」など、選択肢のそれっぽい言い回しに引っかかる。
本文に書いてあるかどうか、必ず根拠をチェックする習慣をつけるとミスが減ります。

「本文中のどこにそう書いてあった?」と自分に質問しながら選ぶと、国語の正答率がグンと上がるよ。
(4)正誤問題
正答
アルプホルンは、山で家族に合図を送るために使われていた。 → ◯
ヨーデルは、都会の町中で生まれた歌い方である。 → ×
カウベルの音は、スイスの人にとって夏の訪れを知らせるものでもある。→ ◯
解説
(1)本文に「山で仕事をする人が、遠くにいる家族に合図を送っていた」とあるので◯。
(2)「離れた山の向こうまで声を届けるために生まれた歌」とあるので、「都会の町中で生まれた」は本文と反対の内容 → ×。
(3)「夏の訪れを告げる合図でもある」と本文にそのまま書かれている → ◯。
間違えやすいポイント
「都会」「町中」など、本文に出てこない言葉が入っている文は要注意。
○×問題は、「一部だけ正しい」「少し言い換えてある」文にだまされやすいので、1語レベルでちがいをチェックするのがコツ。

○×問題は「なんとなく」で決めず、本文のことばと見比べて判断する練習をすると、他教科(社会・理科の文章問題)にも効いてくるよ。
(5)並び替え問題
正答
② → ③ → ① → ④
解説
文の流れは
- アルプホルン・ヨーデルなど「音の文化」の説明(②)
- カウベルや下山行事、民族衣装など、他の文化の説明(③)
- それらをまとめて「自然と暮らしが結びついた文化だ」と筆者が感じる場面(①)
- 最後に「若い世代にも受け継がれている」現在のようす(④)
という順で、具体例 → ほかの具体例 → まとめ(気づき) → 現在の受け継ぎ方となっています。
間違えやすいポイント
①(気づきの文)を一番最後にしたくなる。
しかし本文の最後は「受け継がれている」「未来へと気持ちをつなげている」という内容で、④がいちばん後ろに来ます。
「時間の流れ」ではなく、「説明の広がり方とまとめの位置」を見ることがポイント。

並べかえの問題は、「どの文がまとめ(気づき)になっているか」を見つけると一気に解きやすくなるよ。
(6)記述問題
正答
解答例)
自然と結びついた文化が、人々の心を豊かにしながら受けつがれていること。
解説
本文の終わり近くには、
- 「スイスの文化を調べていると、どれも自然と深い関わりがあることに気づく。」
- 「伝統文化は…過去から受けとった大切なたからものであり、それを守ることで未来へと気持ちをつなげているのだ。」
と書かれています。
したがって
- 自然と結びついていること
- 人々の心を豊かにすること
- 未来へ受けつがれていること
のどれか2つ以上を短くまとめられていると◎です。
間違えやすいポイント
「アルプホルンがきれいだと思った」など、具体例だけで終わらせてしまう。
「文化が大切だと思った」だけではあいまいで、何がどう大切なのかが足りない。

「最後に気づいたこと」は、だいたい本文の最後の2〜3行にヒントがかくれています。そこから言葉を少し変えてまとめてみよう。
「基礎はできているけど、応用になると手が止まる…」
「中学受験を考えると、プリントだけで大丈夫かな?」
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