小学4年生 算数 文章問題8 【解説付き】無料プリント問題
小学4年生 算数 文章問題8
「小学4年生 文章問題8」は、小学4年生で学ぶ算数の力を育てるための文章問題プリントです。面積の計算や単位の換算、割り算を使った等分、身近な生活場面を取り入れた応用問題まで、子どもたちが理解しやすい内容をそろえました。りんごの重さやペットボトルの水量、テープの長さ、トラックの距離など、実際の生活に結びつけることで「なぜ計算が必要なのか」を自然に実感できるように工夫しています。さらに、間違えやすいポイントや考え方の一言メモを加えることで、問題を解くだけでなく考え方を整理する力も身につきます。学習日を記入できる形式なので、家庭学習の記録や宿題の補助教材としても役立ちます。
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小学4年生 算数 文章問題8 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)面積
正答
9.6㎡
解説
- 1枚の板の面積は
- 2.4m × 0.8m = 1.92㎡。
- これを5枚並べるので、
- 1.92㎡ × 5 = 9.6㎡。
間違えやすいポイント
- 「m」を「cm」と勘違いして計算してしまう。
- 1枚分の面積を出さずに「長さだけ×5」してしまう。

面積は「たて×よこ」を忘れずに!
(2)計算
正答
0.72kg
解説
- まず個数分を同じ量のくり返しとして掛け算:80g × 9=720g。
- kg へ換算:1000g=1kg ⇒ 720g=720/1000kg=0.72kg。
間違えやすいポイント
- 720gをそのまま「720kg」と書く(単位換算忘れ)。
- 80×9で「7200」と0を1個余分につける。

g→kg は1000で割る。ゼロの数と小数点の位置に注意してね。
(3)計算
正答
12cm
解説
- 余りが8cmなので、切り取った合計長は 80-8=72cm。
- 6本がすべて同じ長さなので、等分:72cm ÷ 6=12cm。
間違えやすいポイント
- 先に割ってしまい「80÷6」とする(余りを引く前に割らない)。
- 8を足す/掛けるなど、余りの扱いを取り違える。

等分は「まず余りを引く」→「本数で割る」の順だよ。
(4)計算
正答
60枚
解説
- 「同じ数ずつ配ったら1人あたり12枚」⇒1人分が基準。
- 全体=1人分 × 人数=12×5=60枚。
間違えやすいポイント
- 「分ける=割る」と短絡して 12÷5 にしてしまう(今回は既に1人分がわかっている)。
- 5+12 や 5-12 など、演算を取り違える。

1人分がわかる⇒全体は「× 人数」で求めれるよ。
(5)時間
正答
7.2L
解説
- 本数ぶん合計:600mL × 12=7200mL。
- (6×12=72 に 00を付けて 7200mL と考えるとミスしにくい)
- mL→L:1000mL=1L ⇒ 7200mL=7200/1000L=7.2L。
間違えやすいポイント
- 1000で割らずに「7200L」と書く。
- 600×12を 600×2=1200 と誤って途中で止める。

合計してから単位換算(1000で割る)を忘れずにね。
(6)計算
正答
2.15km
解説
周回分:400m × 5=2000m。
さらに150m走ったので合計は 2000+150=2150m。
m→km:1000m=1km ⇒ 2150m=2150/1000=2.15km。
間違えやすいポイント
- 400+150 として周回の「×5」を忘れる。
- m→kmの換算で10で割るなど桁を間違える(正しくは1000で割る)。

周回は1周の長さ×周数。最後に単位換算!
(7)計算
正答
20個
解説
- 全部で50個の玉のうち、2/5が赤い玉です。
- 50÷5=10、10×2=20個(赤い玉)。
- 赤い玉20個を取りのぞくと、残りは 50-20=30個。
- この30個は「青い玉」と「白い玉」です。
- 「青い玉は白い玉の2倍」なので、もし白い玉が1こなら青い玉は2こ。
- 合わせると3このかたまりになります。
- この「白1こ+青2こ」のかたまりが、全部で30個になるように考えます。
- 30を3つ分で分けると、1つ分は 30÷3=10個。
- つまり白い玉=10個、青い玉=10×2=20個。
間違えやすいポイント
- 「2倍」を「2個多い」と勘ちがいすることがある。
- 赤い玉を引き忘れて、50個のまま計算してしまう。

「○倍」は“同じ数のくり返し”。白を1セットにして考えるとわかりやすい!
小学4年生 算数 文章問題8 保護者向け活用法
本プリントは、小学生の算数ドリル・家庭学習用プリントとして繰り返し使うのに最適です。まずはお子さまに時間を区切って解かせ、答え合わせの際に「正答」「解説」「間違えやすいポイント」を一緒に確認してください。単に丸付けをするだけでなく、「なぜ間違えたか」「どうすれば次はできるか」を話し合うことで、理解が深まります。また、学校の授業の予習・復習や、テスト前の総まとめにも活用できます。印刷してファイルにまとめれば、家庭でオリジナルの小学生算数プリント集が作れ、毎日の学習習慣づくりに効果的です。
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