小学5年生 算数 文章問題4 【解説付き】無料プリント問題
小学5年生 算数 文章問題4
「小学5年生 文章問題4」は小学5年生で学ぶ算数の大きな山場のひとつが「割合」です。このプリントでは、コピー機の印刷スピード、全校生徒の委員会割合、商品の定価を求める計算など、割合を中心とした文章題を数多く取り入れています。割合は「全体に対してどれくらいか」を表す考え方で、割引や平均、速さ、図形の面積など、日常生活や学習のあらゆる場面で必要とされます。今回の問題は単純な計算だけでなく、式を立てる力、逆算する力、文章を正しく読み取る力も同時に養える内容になっています。割合をきちんと理解することで、算数の見通しがよくなり、中学数学へつながる基礎がぐっと安定します。
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小学5年生 算数 文章問題4 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)計算
正答
40枚
解説
- 3分で15枚なので、1分あたり5枚印刷できます。8分では5×8=40枚になります。
間違えやすいポイント
- 3分での枚数15をそのまま8倍してしまう。
- 「1分あたりの速さ」に直すことを忘れる。

まず1分で何枚かを出してから計算しよう。
(2)割合
正答
10%
解説
- 全体500人を「100%」と考えます。図書委員は50人なので、50÷500=0.1。これを百分率に直すと10%になります。つまり、500人のうち50人は全体の10%にあたります。
間違えやすいポイント
- 50をそのまま%と勘違いして「50%」と答えてしまう。
- 割合を「掛け算」で考えてしまい、計算式を間違える。

「割合の問題は、必ず『部分÷全体』で計算するよ。
(3)計算
正答
13cm
解説
- 正三角形は3辺が同じ長さ。
- 39÷3=13。よって1辺の長さは13cm。
間違えやすいポイント
- 39を3倍してしまう。
- 「周の長さ」と「1辺の長さ」を混同する。

「正三角形=3つの辺が同じ長さ」だよ。
(4)計算
正答
12cm
解説
- 台形の面積=(上底+下底)×高さ÷2
- →(9+13)×高さ÷2=132
- →22×高さ÷2=132
- →11×高さ=132
- →高さ=12。
間違えやすいポイント
- 面積の公式を忘れて長方形や三角形の公式を使ってしまう。
- 計算途中で割り算をし忘れる。

「台形の面積=(上底+下底)×高さ÷2」だよ。
(5)割合
正答
800円
解説
「8割で買う」というのは、定価の100%から2割(20%)引いた=80%の値段で買ったということです。
つまり、定価の80%に当たるのが640円ということです。
そこで、640円を「80%の値段」と考えると、
100%の値段(定価)は、640円を8で割って1割(10%)あたり80円、
それを10倍すると 80円×10=800円 になります。
間違えやすいポイント
- 640に0.8を掛けてしまう。
- 「割引前」と「割引後」を逆にしてしまう。

割引問題は『今の値段が何%なのか』を考えて、100%に戻そう!
(6)計算
正答
88点
解説
平均点が84点なので、4回分の合計点は 84点×4回=336点 になります。
そのうち、すでにわかっている3回分の合計は248点です。
そこで、残りの1回分は「336点 − 248点」で計算できます。
336 − 248=88点。
間違えやすいポイント
- 平均の84点をそのまま残りの点数だと思ってしまう。
- 「合計から引き算する」流れを忘れてしまう。

「平均×回数=合計」で考えて、そこから残りを引き算しよう。
(7)計算
正答
32
解説
1、□を使った考え方
(□+3)÷5=7
→□+3=35
→□=32。
2、他の考え方
式にすると「(元の数+3)÷5=7」となります。
ここから順番に逆算していきましょう。
- まず「÷5=7」なので、5をかけると 7×5=35。
→「元の数+3=35」になります。 - 次に「+3」をもとにもどすために、3を引きます。
→ 35−3=32。
だから元の数は32です。
間違えやすいポイント
- 3を足す前の数と、5で割ったあとの数をごっちゃにしてしまう。
- 逆算の順番をとばしてしまう。

「わる→かける」「たす→ひく」のように、逆の操作で一歩ずつもどそう。
小学5年生 算数 文章問題4 保護者向け活用法
割合の問題は、算数の中でも特につまずきやすい単元です。このプリントでは「全体」「部分」「割合」の3つの関係を意識しながら、具体的に式を立てる練習ができます。保護者の方は「全体はどの数?」「割合は何%?」「部分はどこ?」と声かけしてあげると理解が進みます。例えば「全校生徒500人の10%は?」のように、身近な人数や買い物の割引に置き換えて説明すると効果的です。また、繰り返し練習することで自然に式が立てられるようになります。家庭学習に取り入れると、テスト対策や中学進学の基礎固めに大きな力を発揮します。
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