小学5年生 算数 文章問題6 【解説付き】無料プリント問題
小学5年生 算数 文章問題6
小学5年生で学ぶ「割合」は、算数の中でも生活に直結し、理解しておくと将来に役立つ大切な分野です。今回のプリントでは、みかんの傷んだ割合を求める問題や、全校生徒の中で図書委員が占める割合、さらにはジュースに水を加えて濃さを変える問題など、実生活の場面を題材にした文章題を取り入れています。子どもたちが「部分 ÷ 全体 × 100」という割合の基本式を自然に使いこなし、数値の変化をイメージできるように工夫されています。文章を読み解きながら式を立てる力を養うことで、単なる計算だけでなく論理的思考力も育まれます。割合は分数や小数、百分率ともつながる重要な学習領域ですので、この教材を通じて基礎から応用までしっかりと定着させましょう。
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小学5年生 算数 文章問題6 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)割合
正答
27個
解説
- 36個の25%が傷んでいるので、傷んだ数は
- 36 × 0.25 = 9個。
- 残りは 36 − 9 = 27個です。
間違えやすいポイント
- 36 × 0.25 = 9 をそのまま答えてしまう。
- 「食べられる数」ではなく「傷んだ数」を答えてしまう。

全体から引くのか、そのまま答えるのかを確認しよう!
(2)割合
正答
12.5%
解説
割合は「部分 ÷ 全体 × 100」で出します。
60 ÷ 480 × 100 = 12.5% です。
間違えやすいポイント
- 480 ÷ 60 をしてしまう。
- %をつけ忘れる。

部分 ÷ 全体 × 100 が割合の基本だよ。
(3)計算
正答
10冊
解説
- ノートを□冊とすると、えんぴつは(15 − □)本。
- 120×□ + 60×(15−□)= 1200
- 120□ + 900 − 60□ = 1200
- 60□ = 300
- □=10冊です。
間違えやすいポイント
- 足し算だけで計算してしまう。
- 式を立てずに迷ってしまう。

文字(□)を使って整理するとスッキリ解けるよ!
(4)割合
正答
1040g
解説
- 800gの3割増しは、800 × 1.3 = 1040g。
間違えやすいポイント
- 3割(240g)をそのまま答えてしまう。
- 割増し=足し算と気づかない。

「増し」は必ず“もとの数に足す”ことを忘れないでね。
(5)計算
正答
0.75L
解説
- 果汁は1.5×0.3=0.45L。
- 水を◻︎L加えると全体は(1.5+◻︎)。
- 0.45 ÷ (1.5+◻︎)=0.2
- 両辺をかけ算して
- 0.45 = 0.2◻︎(1.5+◻︎)
- 0.45 = 0.3+0.2◻︎
- 0.15=0.2◻︎
- ◻︎=0.75L。
間違えやすいポイント
- 濃さの式を立てずに計算してしまう。
- ・20%を0.2ではなく20として使ってしまう。

水を加えても果汁の量は変わらない! そこを手がかりにしようね。
(6)割合
正答
360
解説
- 「ある数の20%=72」なので、72 ÷ 0.2=360。
間違えやすいポイント
- 72×0.2としてしまう。
- 20%を20と考えてしまう。

『○%がわかっている』ときは割り算で元に戻そう!
(7)割合
正答
23列
解説
定員400人に15%割り増しするので、
400×1.15=460席。
20席ずつ並べると、460 ÷ 20=23列。
間違えやすいポイント
- 400×0.15=60 をそのまま答えてしまう。
- ・割増し=掛け算(1+割合)を忘れる。

割増しのときは“1+割合”をかけるのがコツだよ。
小学5年生 算数 文章問題6 保護者向け活用法
この割合プリントは、小学5年生のお子さまが「割合とは何か」を具体的な事例で理解できるように作成されています。保護者の方は、まず「全体」と「部分」を図や日常の例(買い物の割引、テストの得点率、食材の配合など)に置きかえて説明すると効果的です。学習後には「今日は全体がいくつで、部分がいくつだった?」と問いかけることで、自然と「部分 ÷ 全体 × 100」の式に結びつけられます。また、文章題の答えだけでなく「なぜその式を立てるのか」を話し合うと、理解が深まり定着につながります。家庭学習で割合の練習を積み重ねることは、中学数学で学ぶ比や比例、割合の応用問題にも直結します。
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