小学5年生 算数 割合と百分率(1) 【解説付き】無料プリント問題
小学5年生 算数 割合と百分率(1)
小学5年生で学習する「割合・百分率」の理解を深めるためのプリントです。本教材では、日常生活に直結する「10%引き」「20%増量」などの身近な事例を用いて、計算の意味をわかりやすく説明しています。特に「10%は10/100=0.1」という考え方をもとに、3,600円の品物を10%引きすると360円の割引になる仕組みを丁寧に解説。単なる暗記ではなく、なぜそうなるのかを筋道立てて理解できるように構成されています。中学受験や今後の算数・数学の学習において「割合」の基礎は欠かせない重要単元です。小学生がつまずきやすい「%と小数・分数の関係」を、具体例と計算練習を通じて身につけられるようになっています。
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小学5年生 算数 割合と百分率(1) 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)計算
正答
360円
解説
10%は「10/100=0.1」なので、3,600 × 0.1 = 360円。
▶︎10%はなぜ 0.1 になるのか
- まず「%(パーセント)」というのは「100分のいくつか」を表す記号です。
- だから「10%」というのは 100分の10、つまり
10 ÷ 100 = 0.1 になります。
▶︎3,600 × 0.1 の意味
- 3,600円に 0.1をかける というのは、「3,600円の中の10%(全体の100分の10)」を取り出すということです。
- 3,600 × 0.1 = 360 となり、これが「割引額」になります。
▶︎もっと身近なイメージ
- たとえば100円のお菓子を10%引きすると、10円引きになりますね。
- このとき「100円 × 0.1 = 10円」になるのと同じ仕組みです。
- 3,600円も、100円が36個分なので、それぞれから10円ずつ引いた合計が 360円 になります。
✅まとめ
「10%」は「100分の10」=「0.1」。
だから「3,600円 × 0.1 = 360円」と計算でき、これが 割引の金額 です。
間違えやすいポイント
- 「3600−360=3240円」と最終価格と混同しがち。ここでは“割引額”のみを聞かれている。

「割引額」と「支払額」はしっかり区別しよう。
(2)計算
正答
1800円
解説
25%は「1/4」なので、2400 × 1/4 = 600円が割引額。
2400 − 600 = 1800円。
間違えやすいポイント
- 25%を「250円」と勘違いしないように。

「25%=4分の1」と覚えると計算が早くなるよ。
(3)計算
正答
3600円
解説
- まず20%引き → 5000 × 0.8 = 4000円。
- そこからさらに10%引き → 4000 × 0.9 = 3600円。
間違えやすいポイント
- 「30%引き」とまとめてしまうミス。実際は順番に計算しなければならない。

「連続の割引は掛け算で計算」と覚えておこう。
(4)計算
正答
300g
解説
- 250 × 0.2 = 50g増量。
- 250+50 = 300g。
間違えやすいポイント
- 「20%増=250×1.2」としてもOK。計算方法を柔軟に使い分けよう。

「増量」は“足し算”でも“掛け算”でも求められる。
(5)計算
正答
5280円
解説
- 4800 × 1.1 = 5280円。
間違えやすいポイント
- 「10%=480円」を出してから加える方法を忘れること。

消費税分を足すという事だね。
(6)計算
正答
3000円
解説
- 税込は「税抜×1.1」。
- 逆に税抜は「税込÷1.1」。
- 3300 ÷ 1.1 = 3000円。
間違えやすいポイント
- 「330円引く」としてしまうと間違いになる。割り算で計算すること。

税抜を出すときは“割り算”!
(7)計算
正答
5940円
解説
2700 × 2 = 5400円(税抜)。
税込は5400 × 1.1 = 5940円。
間違えやすいポイント
- 先に1冊の税込を求め(2970円)×2=5940円としてもOK。

どちらの順で計算しても同じになることを確認してみよう。
小学5年生 算数 割合と百分率(1) 保護者向け活用法
保護者の方は、お子さまが「%を小数に変換できるか」「計算式に正しく当てはめられるか」を確認しながら学習をサポートしてください。実際の買い物(例:スーパーの10%引きセール)を話題にして計算させると、学習内容が生活と結びつき理解が深まります。また、答えを出すだけでなく「なぜ360円になるのか」をお子さま自身に説明させると、中学受験算数にも役立つ「筋道立てた思考力」が鍛えられます。プリントの森の無料教材を繰り返し活用することで、割合や百分率の基礎を自然に定着させることができます。
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