小学5年生 社会 水産業2 【解説付き】無料プリント問題

小学5年生 社会 水産業2

この「小学5年生 社会 水産業2」のプリントは、漁業の種類・方法・環境保全をつなげて学べる構成です。①では沿岸漁業=海岸近く・日帰り・小規模を明確化。②はまき網/定置網/一本釣りを、群れを囲む/通り道で待つ/回遊魚を釣るという動作と対象生物でマッチングし、漁法の特徴を実感的に整理します。③では赤潮・海ごみ・漁協ルールの正誤を通して、プランクトンの異常増殖→被害、ごみの生物影響、資源管理の大切さを確認。

ぜひこのプリント問題をご家庭での学習に役立ててください。

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小5社会 水産業2
小5社会 水産業2

小学5年生 社会 水産業2 解説・回答

上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。

① 選択問題

正答

ア、イ、エ

解説

(ア)サイズ規制:産卵前の小型魚を残し、次の世代を増やす。

(イ)禁漁期:産卵期などに休ませ、資源回復の時間をつくる。

(エ)漁獲量の上限(TAC等):とり過ぎを防ぐ“数のルール”。

間違いやすいポイント

「たくさんとれた=良い」と考え(ウ)を選びがち。短期的には利益でも、長期的には枯渇の原因。

もりん
もりん

深く考えればわかる問題だよ。

② 線結び問題

正答

まき網 ⇄ 沿岸を回るアジ・サバなどの群れ

定置網 ⇄ 沿岸を通る魚を待ち受けてとる

一本釣り⇄ 回遊するカツオ・マグロ

解説

まき網:群れ(アジ・サバ・イワシなど)を大きな網で取り囲んで一気にとる。

定置網:魚の通り道に固定して、回遊してくる魚を待ち受けて漁獲。

一本釣り:疑似餌や餌を使い、カツオ・マグロなどを一本ずつ素早く釣り上げる。

間違いやすいポイント

まき網と定置網の「動かす/固定する」の違いを取り違える。

一本釣り=「岸辺の小魚」と思いがち → 大型回遊魚が代表。

もりん
もりん

動かす網=まき網
固定の網=定置網
釣って獲る=一本釣り
で整理しよう!

③ 正誤問題

正答

上から、◯、、◯

解説

赤潮:栄養塩の過多などで特定のプランクトンが異常増殖→水質悪化や漁業被害の原因。
海のごみ:誤飲・からまり・生息地の悪化など、生き物に深刻な影響。
漁協の取り決め(禁漁期・サイズ制限・漁具制限など):資源管理の要で、持続可能な漁業に不可欠。

間違いやすいポイント

「赤潮=海がきれいになる現象」と誤解。実際は生態系に悪影響

ごみ問題を“景観だけの問題”と軽く見て×にできない。

ルールは“マナー”ではなく“資源を守る仕組み”。

もりん
もりん

資源は無限じゃない。赤潮・ごみ・ルールはすべて未来の漁を守るキーワードだよ。

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