【中学受験の算数】 特殊算 過不足算(基礎3) 解説付き・無料プリント問題
中学受験の算数 特殊算 過不足算(基礎3)
中学受験算数の特殊算「過不足算(基礎3)」を、式に頼りすぎず小学生にも伝わる“増えたぶん・減ったぶん”の考え方で攻略。欠席で生まれる「本来の余り」をまず出し、配る個数を増やしたことで減る(または不足になる)分を「1人あたりの差×来た人数」でそろえて比べます。余りが残るならプラス、不足ならマイナスとして整理すれば、人数や総数がスッと決定。文字式が苦手でも、場面の変化をたどるだけで正解に届く実戦テクを、良問5題で身につけましょう。
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中学受験の算数 特殊算 過不足算(基礎3) 解説・回答
上記問題の解説・回答をします。考え方や回答方法などの理解を深めてください。
(1)計算
正答
45人、450枚
解説
はじめの予定は「1人10枚」でちょうど。
・でも9人来ないと、本当なら 10×9=90枚 余るはず。
・そのうえ来た人には「10→12」で2枚ずつ多く配ったので、余りは 2×(来た人の数)ぶん減る。
・その結果の余りが18枚だから、90−2×(人数−9)=18。
・2×(人数−9)=72→人数−9=36→人数=45。
・しおりは 10×45=450枚。
間違えやすいポイント
「9人来ない」ぶん(90枚)を忘れる。
・2枚ずつ多く配った相手が「来た人」だけだと気づかない。

「欠席ぶんの余り」から「1人あたり増えたぶん×来た人」を引こう。
(2)計算
正答
51人、306個
解説
15人来ないと、6×15=90個 余るはず。
・でも配り方を「6→8」にしたので、来た人に2個ずつよけいに配る。
・余りが18個になったので、90−2×(人数−15)=18。
・2×(人数−15)=72→人数−15=36→人数=51。
・個数は 6×51=306個。
間違えやすいポイント
2をかける相手を「全員」にしてしまう(来た人だけに増やす)。
・最後の18(余り)を不足と取り違える。

「欠席で出た余り」−「増やした合計」=発表された余りだよ。
(3)計算
正答
48人、336本
解説
12人来ないと、7×12=84本 余るはず。
・配り方を「7→10」へ。来た人に3本ずつよけいに配るので、余りは 84−3×(人数−12)。
・ところが24本足りなかった=余りが−24。
・84−3×(人数−12)=−24 → 3×(人数−12)=108 → 人数=48。
・本数は 7×48=336本。
間違えやすいポイント
「不足24」を「余り24」と同じ向きに扱う。
・3本ずつ増やす相手が来た人だけだと忘れる。

不足はマイナスの余り。符号(+/−)に気をつけよう。
(4)計算
正答
42人、336本
解説
10人来ないと、8×10=80本 余るはず。
・配り方「8→11」で、来た人に3本ずつ増やすので、余りは 80−3×(人数−10)。
・結果は16本足りない=余りが−16。
・80−3×(人数−10)=−16 → 3×(人数−10)=96 → 人数=42。
・本数は 8×42=336本。
間違えやすいポイント
80と16の向きを取り違えて 80−…=16 としてしまう。
・3のかけ忘れ。

「余り80」から「増やしたぶん」を引いて「−16」になる、と考える。
(5)計算
正答
67人、603個
解説
15人来ないと、9×15=135個 余るはず。
・配り方「9→12」で、来た人に3個ずつ増やすから、余りは 135−3×(人数−15)。
・ところが21個足りない=余りが−21。
・135−3×(人数−15)=−21 → 3×(人数−15)=156 → 人数=67。
・個数は 9×67=603個。
間違えやすいポイント
「3×(人数−15)」の( )を外して 3×人数−15 としてしまう。
・「足りない」を「余り」と同じに扱う。

欠席で生まれる余りを出してから、増やした合計を引く流れを固定しよう。
中学受験の算数 特殊算 過不足算(基礎3) 保護者向け活用法
本プリントは、文字式を使わずに過不足算の本質をつかむ教材です。まずはお子さまと一緒に「欠席が出ると、もともと何個余れる?」を声に出して数え、次に「配る数が増えたから、来た人に何個ずつ上乗せ?」と、変化の理由を言語化させてください。余りはプラス、不足はマイナスとして数直線に書くと直感的です。途中で立式に迷ったら、問題文を1文ずつ「だから…」でつなげて因果を確認するのがコツ。最後に、答えが妥当かを暗算で見直す習慣(ざっくり検算)もセットで身につけると、文章題全般に強くなります。
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